2021年のアルバム⑤

2021年の音楽を振り返るシリーズ第5弾。
一週間ぶりの続き。

日本のロックその他もろもろ。
この括りなら……と、どうにか50枚。
迷った末、ボーカルの乗ってるもの縛りに。

f:id:monochromeclips:20220122020743p:plain
毎度ながら、アーティスト名義順なので順不同。
今回は五十音順に並べてみるなど。

1-5






ArtTheaterGuildはなぜか詞が頭にスッと入ってくるんですよね。ふしぎ。
このテンションに抗えるはずもなく、なupandcomming。13年ぶりとはまた。
ヨルシカはそれほど引っかからなかったけどanoneはしっくりきた感。
Weekday Sleepers。結局ハイファイもローファイも等しく好きなんだよな。
Uiroはそりゃ好きでしょうね。わかりやすく、かわいい。

6-10






やっぱり新譜出るよと聞くと楽しみになっちゃうエイプリルブルー。当然よかった。
安定のカーネーション。ああこれこれ、と聴き始めてすぐスイッチが入るのが自分でもわかる。
Kabanaguも1トラック目からおっ、と思わせてくれるところが楽しかったですね。
crap clap。つい口ずさんでしまう「三文小説の日々」というフレーズ。灰色の日々なので。
GRAPEVINEはしっかり時代を乗りこなしてるというか、非常に「らしい」なあと。

11-15






KMNZは多分1stも引っかかりはしてたんだけどなあ。
疲れてたまに動画を見るようになり、Vな界隈との距離が縮まったおかげか。
cosmomuleはリラックスして聞けるのでうれしい。
まさかNo Busesからこう派生作品が生まれるとは思ってなかったCwondo。
もう一枚ともども好き。
佐々木恵梨、言うまでもなくきっかけはゆるキャン△ながらアルバムがまた良かった。
んで佐藤千亜妃。もともとポップに舵を切っても好きだったので、すんなり馴染んだ感。

16-20






the giraffes。どこからどう見ても山中さわおプロデュース。
なんだかんだやっぱりこういう空気好きなんだな、となったズーカラデル。
Superfriendsとか、2021年の自分が何を求めてたかわかりやすいですね。
パワーよりリラックスというか。
そりゃ海外勢と錯覚するのもやむなし、というクオリティのStomp talk modstone。
The Songbards、今作はもろにスピッツ感が前に出てきた印象。

21-25






Taiko Super Kicks。波と石なら石がより好きかな。
そして年間通じてめちゃくちゃ聴いてたtiny yawn。あっさりしたコンパクトな優しさ。
まさか常盤ゆうがいきなりアルバムを出すとは……。しかもめちゃくちゃ豪華だし。
個人的には何はなくともヒダカトオルです。この組み合わせはそりゃ最高よと。
これまたわかりやすいけど好きですね……となるなきごと。
ザ・なつやすみバンド、他もよかったけどわりとナウシカが刺さったのもある。

26-30






Cwondoでも触れたNo Buses。やっぱりフルになってもよかった。
The Birthdayはこっちか。疲れてるときに聴きたいよな、というきもち。
えっこの人達こんなんだったっけ、となったパスピエ
当初の予想よりずっとしっくりきて驚き。
Buffalo Daughterがアートロックと形容されてるのを見てへえ、となった記憶。
現代でもその言葉使うのね。内容は言うまでもなく良さしかなかった。
そう、2021年はハナレグミみたいなのがしっくりきてた年だったんだよな。
間違いなく諸々に疲弊してたんでしょうねえ。

31-35






PUFFYが新譜出すなんて予想できるかよと。
しかもめちゃくちゃ良いし。とんでもなく豪華だし。
常盤ゆうといいなんだったんだ、2021年。
ハンブレッダーズも期待通りのクオリティでしたね。
でもって髭のこのアルバムは完全にハナレグミ等々と同列というか。弛緩。
年始から素晴らしいアルバムを引っ提げてきたな、となったFor Tracy Hyde
そしてこの人も、変わらぬ良さで嬉しくなっちゃったフルカワユタカ。
……こうしてみると、なんだかんだロックはロックでよく聴いてたな。

36-40






the peggiesもわかりやすい好きよね枠というか。
んで、これを貼るために面倒でもこの5個目をしっかり書き上げておきたかった、Pess。
何も知らずに聴いて、その良さに驚きましたね。
海外レーベルなのもあり、BiographyのTokyoの文字に納得するやら目を見張るやら。
pre-schoolluminous orangeが好きなのでそういうノリで聴いていましたが。
そのBioにCitrusとかPeel Dream Magazineとか書いてあってなるほど~となるなど。
これは間違いなくこの5個目の括りにおける筆頭クラスですね。
んでHomecomings。やっぱりこういう暖かく優しいロックの音は落ち着くよなあと。
そしてMarpril。
2021年一番聴いた旧譜は、もしかすると彼女等の1stなのでは……という。
まあこのユニットについては先日書いたゆゆ式の記事でも多少触れていますからね。
その喋りやテンションが好きなのと並立して、音楽もまた好きです。
そりゃハウス好きだし、元音ゲー民だし。こういうのダメなはずないんよな。
んでMekubase。TLから拾って聴いたパターンですが、存外よかったですね。
そもそもこういう曲調にこういうボーカルが乗るのはツボでしかないので。
自分に正直にいきましょうというやつ。

41-45






揺らぎはアートワークの印象そのままというか。もうずぶずぶっと。
Yogee New Wavesは前作そんなに……という印象だったんですが、今作はおや、となり。
やっぱ自身における今年のコンディションもあるのかな。
YONA YONA WEEKENDERSは、アルバムもありましたがこちらで。
これまたゆったりビートに漂いたくなるやつ。
yonigeもやっぱり良かったですね。これもまあしんみり側か。
で、Lucky Kilimanjaro。これもYogee同様、今作はしっくりきたな、なパターン。
飛び跳ねてたいときもあれば浸ってたいときもあるのが世の常といいますか。
改めて、緩さを求めた1年だったんだなあと。

46-50






Lantern Paradeの時点でもう弛緩極振りというか。
といいつつ、リーガルリリーは普通にロックしてるな。そんなもんか。
LITTLE CREATURES、やっぱり円熟ってのも一つの良さよなあとなります。
そして、Littlegirlhiace。
バンド名はさておき。でも語呂は好き。
2021年、一曲だけ挙げるならやっぱり「ギターヒーロー」だったよな、となるわけです。
1月の出来事でありながら、結局その後もことあるごとに聴いてたもんなあ。
アルバムとしてみても、他の曲もそれぞれ良さがありつつ。
最後はやっぱりこの曲に帰ってきちゃうよなあ、という。そのくらい強烈でしたね。
そして最後は、Lucie,Too。
これも黄色のアルバム以来ずっと待ってた。今作は赤。
動向みたいな部分は追っていなかったので後から知って驚きましたが。
欲しいものをしっかり出してきてくれたな、となった10曲23分でした。
このコンパクトさ、やっぱり好きなんだよな。



というわけで、日本のロックやらなんやら。
ボーカルありのところを全50枚。

いや、ほんと今年は勢いより安心を求めてたんだなあ……となりますね。
まあ音楽に調子ががっつり左右される質ではないとはいえ。
こうして見えてくるものがあるとそれはそれで。

それでは、なんとかまとめられてよかったですね、ということで。
第5弾でした。
なんとなく興が乗って全部に一言添えちゃったな。それもまた良し。