2021年のアルバム②

2021年の音楽を振り返るシリーズ第2弾。

今回は【動】のアンビエント……なのかなあ。
正直、アンビエントの何たるかはあまり意識していません。
音量の大小とは異なる軸なので、全部が全部「静謐」というわけでもなく。
……寧ろそっちの方が少ないかも。

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アーティスト名義順なので順不同。

1-5






Anton Kubikov、いきなりテクノ方面の人では、となりますが。
まあこれはテクノなノリで聴いていなかったので(テクノなノリってなんだろう)。
……アンビエントテクノはテクノという認識が勝ちがちなんですけどね。
そこからAsa ToneとBendik Giskeが平然と並んでいるあたり、やっぱり謎ですね。

6-10






The Flashbulbが完全に癒やし枠。色々あってここに。
Floating Points, Pharoah Sanders and LSOも然り。
そしてその行に同居するFrancisco López。これは本当に音量注意。
……でもこれ、聴いてるときのノリとしてはこの枠なんだよなあ。

11-15






意図せず穏やかな作品が多く集まった印象。
Jan JelinekにしろLawrence Englishにしろ、ここまでくると効果音の集合体ですが。
要は掴みどころのない作品は総じて環境音楽的に聴いている、ということなんですかね。
正直自分でも未だよくわからずにいます。

16-20






Lisa Lerkenfeldtは【静】では、とも。
まあ持続音メインか、というと難しいところなのでこちらに。
……こうしてみると、無秩序めいた打音の鳴る作品が多いような。
そうでもないような。

21-25






Patricia Brennan、安定と不安定の狭間といった趣。
鍵盤楽器の良いソロアルバムって嬉しいですよね。
そしてリズムの洪水のようなアルバムに混ざるSamuel Sharp
今回の区分で一推しを挙げるなら、何はなくともまずこれです。
何度聴いたことか。
……まあ、結局ライヒやグラスが好きなのは事実なんですよね。
形式としてのミニマルにしろ、ミニマリスティックな音響にしろ。



さて、そんなこんなで最も掴みどころのない区分で25曲でした。
ある意味一番何が出てくるかわからない感があって楽しいかもしれません。
さて、次は何をまとめようかな……。ではまた。